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青色申告と白色申告どっちがいいの?

経理の話は苦手で、得意ではないので経理関係の記事はあまり書けないと思います。 自分で帳簿作って確定申告は青色申告でやっていますが、確定申告って自己申告なんですよ。 あくまで自己申告

もちろん自分の中では正確に売り上げとか経費とか記帳してやっているつもりですが、 確定申告する際に答え合わせ的な事もなく、必要書類を作成してそれを提出したら、 はい今年の税金これだけです。みたいな感じで終わりです。 なのでちゃんと合ってるのかどうかわかりません。

後で調査的な事されて間違ってるみたいな事はあると思います。 完璧に合ってる自信なんて全くありません。

元国税局官が明かす会計術って事で、 あらゆる領収書は経費で落とせる 大村大次郎著 って書籍を読むと領収書とか経費の事がだいぶわかります。 レシートでもいいんだとか、無い場合はメモでもいいみたいな事が書いてあって、 ちょっと気が楽になりました。 元国税局官が言うんだから間違いはないでしょ

この本の中で、テキトーでいい「白色申告」の魅力っていうのがあって、 そこから抜粋して書かせてもらうと、会計本や税金本のほとんどは青色申告を勧めてます。 それは税制上の特典が多いからです。

特典とは
最高65万円の所得控除が受けられる
家族を従業員にした場合も給与所得を経費にできる
事業の赤字を3年間繰り越せる

これら特典は確かに魅力的ですが、筆者は必ずしも青色申告の方がいいとは思わない。 そもそも青色申告は、記帳をきちんとして帳票類もきちんと残してください、 その代わりに税制上の特典を認めますという制度です。

65万控除されても6万5千円の節税にしかならないし、 赤字の繰り越しだって、赤字が2~3年も続けばすでにつぶれてる、 最初から黒字にしないと資金力が続かない

逆に白色申告は申告が緩い、 白色申告で記帳義務があるのは「前々年の所得が300万を超えた場合」となっています。 所得が300万とは売上ではありません。 税務上の所得とは売上から経費を差し引いたもの、つまり利益300万以上です。

個人事業者の経費率の平均が60~70%で、年間売上が1千万くらいの人が所得300万になります。 つまり売上1千万くらいまでは記帳しなくていいのです。 一応帳票類を残す義務はあるけど、どんな記録をのこさなければいけないという明確な基準がないので 白色はどんぶり勘定の人が多い

税務署も売上1千万程度の小事業者の追徴なんてたかが知れているので、そううるさくは言わない 領収書などまったく残さなくていいとは言いませんが、それほどガチガチに経理をする必要はない。

で、青色申告に戻りますが、 青色申告の場合はそうもいかない 売上が多かろうと少なかろうと義務はしっかりと果たさなければならない 税務署は青色申告者には非常に厳しい目でチェックする

中小事業者にとっては青色申告は面倒ばかりが増えてあまりメリットはないという事も多い、 経理が苦にならずきっちり記帳ができるという方には青色が向いている、 そうでない人は最初白色申告にしていた方が得な場合が多い

事業が軌道に乗って売上が多くなれば青色申告にしたり会社組織にすればいい

抜粋ここまで

抜粋するつもりが結構そのまま書いちゃいましたが(汗) 記帳ってほんと面倒くさいからこれ知っていたら、 もしかしたら僕も最初は白色申告にしてたかも知れません。

うちは最初に青色申告でやりますって言ってしまったから、毎年、青色申告でやってます。 白色に変更もできるみたいだけど、また手続きが面倒そうなので変更してません。

記帳のしかたの説明は、僕がわかりやすく説明する自信もないしできそうにないので、 専門家に丸投げします。塚田祐子さんの本がわかりやすくてお勧めです。

【2012-2013年度版】フリーランスのための超簡単!青色申告 (事業所得用・申告ソフト付/Windows版)
塚田 祐子著

この本を読めばすごくわかりやすく書いてありますし、 会計ソフトを買わなくても、この本についているので、それを使って簡単にできました。 青色申告も、やってみたら難しいことはないのかもしれません。 単純に面倒くさいだけで(-"-) これは義務なのでやるしかありませんけどね

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