出張マッサージは、お客様にとっては非常に良いサービスだと思います。移動の手間が省け、施術が終わった後もそのままゆっくりお休み頂けます。至れり尽くせりですね。お客様の中には、家に呼べないとか、お店の雰囲気を楽しみながら癒されたいという方もいらっしゃいますので、そこらへんは客層の違いです。

出張マッサージのメリット

お店側のメリットとしては、施術する場所・スペースがいらないので家賃や光熱費が抑えられます。サロンにお金がかからないので、開業費が抑えられます。出張で来た方や観光でその土地に来られた方々を取り込めるのも強みです。

うちのように出張もお店も両方やってるという場合もありますが、ベッドや個室の数は限られているので、お部屋が埋まってしまうと対応できません。出張の場合はその制限がなくなります(スタッフの人数は必要ですが)。

出張マッサージのデメリット

お店側のデメリットとしては、移動コストがかかります。車・公共の交通機関・タクシー、車を用意する場合は車両費・維持費・駐車場代・燃料費がいります。移動時間のロスもあります。出張用にオイルやタオルを用意して持っていく手間もかかりますし、部屋の広さや環境によっては施術がやりにくい場合もあります。

また信用面で言うと、固定の店舗がない分、お客様に信用してもらうまでが少し大変です。Googleビジネスプロフィールへの登録や口コミ獲得が、固定客獲得の鍵になります。

オンライン予約ツールとの相性が良い

出張マッサージは、2026年現在、オンライン予約ツールとの組み合わせで大きく効率化できます。

  • Googleカレンダー連携…予約管理をGoogleカレンダーで行い、お客様に空き枠を直接確認・予約してもらう
  • STORES予約・Airリザーブ…無料から使えるサロン向け予約システム。当日確認メールやリマインドも自動送信してくれる
  • LINE公式アカウント…「前日にリマインドメッセージを送る」「キャンセルが出たら空き枠をお知らせする」といった運用が簡単にできる

電話での予約受付だけでなく、オンライン予約を取り入れることで、深夜や早朝に予約が入るようになり、機会損失を減らせます。

うちの出張マッサージの実態

うちは個室ルームと出張マッサージの両方やっていますが、割合を見てみるとちょうど3等分する感じです。ビジネスホテルへの出張が約3割、自宅への出張が約3割、個室ルームに来店されるのが約3割です。出張マッサージ利用の方が6〜7割近くということになります。

デメリットをいくつか挙げましたが、手間や経費以上に売り上げや利益の方が大きいので、実はあんまりデメリットとして感じた事はないです。むしろ、デメリットがあるからできないお店があって、その分うちのお店にお客様が回ってくるので、強みのひとつになっています。

出張マッサージをするなら車はあった方が便利ですね。開業時は趣味で乗っていた愛車(平成元年式のニッサンのパオ)を仕事に使っていましたが、燃費がリッター4〜5キロと最悪で、1年後に軽のワゴンRに乗り換えました。燃料費が3分の1に下がり、車検・税金も安く済むので、商売を考えたら当然の選択でした。