どんなお客様に利用してもらうのか、このターゲティング次第で、お店の方向性が変わります。万人に支持される事は不可能です。逆に万人受けしようとすれば、何のお店かわからなくなり、誰からも支持されなくなります。

ターゲティングはお店の戦略の一つです。客層を絞って狙いを定める事で、あなたのお店を利用してみたいというお客様が出てくるのです。ではターゲティングは何を優先して考えますか?

ターゲットを絞ることでお店の個性が生まれる

例えば、オイルマッサージが好きな方に、オイルマッサージ専門店にするとか、美容とか痩身的なエステに興味ある方に、エステ寄りのお店にするとか、コリを徹底的にほぐしますという揉み解しのプロ集団のお店とか、足つぼ専門店、ストレッチ専門店等、何かのメニューに特化した専門店にするとか、お客様にどのようなお店かわかりやすくみせる事で、利用しやすくなります。

富裕層をターゲットにすると決めたとしたら、料金は相場よりもかなり高額に設定されていて、その代わり何もかも最高のサービスを提供するお店にしないといけないでしょうね。対応、接客は有名ホテル並みのおもてなしで、お店の内装も高級感のある家具やインテリアを揃えて、スタッフもカリスマとかゴッドハンドの人材を集めてみたいな感じです。仕事途中の休憩時間や営業回りの空き時間がある人をターゲットにしているお店は、クイックマッサージ的な感じで、料金も比較的安くて回転率を上げるようにしてます。こんな感じでどんなお客様をターゲットにするかで、見せ方や料金などがらりと変わってきます。

SNS時代のターゲティング

2026年現在、ターゲット設定はInstagramやGoogleマップの集客戦略にも直結します。例えば「30〜40代の働く女性で、肩こり・疲労回復に悩んでいる方」をターゲットに決めたなら、Instagramの投稿内容・ハッシュタグ・写真の雰囲気もそのターゲットに合わせて統一する事ができます。ターゲットが明確なほど、発信内容に一貫性が生まれ、フォロワーが共感してくれやすくなります。

逆にターゲットがあいまいだと、投稿もバラバラになって、誰にも刺さらないアカウントになってしまいます。SNSで集客を考えるなら、ターゲット設定は最初の重要ステップです。

うちの場合のターゲット設定

うちの場合は、タイ古式マッサージが好きな方とか、タイ古式を受けてみたいと思っている方に、本格的なタイ古式マッサージが受けれるお店としてスタートさせました。さらに開業当初はタイ古式マッサージの出張マッサージというお店があまりなかったので、本格的なタイ古式マッサージを出張で受けれますという事を売りにしていました。出張で自宅やホテルでタイ古式を受けたいお客様はほぼうちのお店を利用してくれました。

技術力で勝負し、働くスタッフも安心して気持ちよく働いてもらえるよう努めてます。あまり客層の範囲を広げると内容がぼやけて誰にも伝わらないお店になって、誰からも支持されないお店になります。しっかりと考えてターゲットを絞り込む事が重要です。