サロン開業支援・運営・集客のヒント

マッサージ技術の必要性

結論からいうとセラピストとして働く場合、マッサージの技術はあって当たり前です。 お客様からしたら大切なお金を払って受ける訳で、プロなんだから当然期待しています。 では何年も修行を積まないといけないかというと、そうではありません。

それぞれサロンの方針があって、オーナーとか店長とかマネージャーがある一定の技術まで お客様に施術はさせないというサロンもあるでしょうけど、 僕の考えでは、きちんとボディケアなりオイルマッサージをスクールで学んでいて、 一通り覚えていれば、すぐにでもお客様に対応できると考えています。

もちろん日々の練習は欠かさず、毎日時間を作ってでも練習しないといけないとは思います。 でも人間って体格とか強さの好みとか多種多様です。

マネージャーに気持ちよく感じるレベルになっても、店長には物足りないとか、 そんな事もあるでしょう。 同じ人で練習を重ねても意味なくはないけど、色んな人にマッサージする方が上達が早いです。 センスとかあるかも知れませんが、何事も初めから上手な人はいません。 なので、最初の技術力の無さは、誠意でカバーすればいいのです。

とにかく一生懸命マッサージをして、力加減とか室温とか、お客様に気を配る、 集中力を切らさない、手を抜かずその時点での最高レベルの施術をする。 それでいいと思います。

あとは経験の積み重ねで、技術力は上がります。 もちろん手技の勉強や技術の向上はどんなにベテランになろうとも怠らず常に行う事です。 技術力があろうとも万人に通用する訳じゃないし、合う合わないもあります。 なのであまり神経質にならなくていいと思います。

僕の場合は、全く異業種のサラリーマンを辞めて、開業するつもりだったので、 タイに1ヶ月留学して、マッサージの技術を必死に学びました。 覚えが悪くダメな生徒でしたが、ダメダメだったおかげで母性本能をくすぐったのか、 師匠には可愛がってもらいましたけど(笑)

その師匠に「とにかく毎日練習しなさい」って言われたので、帰国して知り合いや友達を使って毎日練習する傍ら、 全く技術はなかったでしょうし、自信もありませんでしたが、 最初からどっかのサロンで経験を積むという選択肢はなく帰国してすぐ開業しました。

幸いではありませんが、男性セラピストという事で仕事させてもらえませんでしたから、 開業当初は実力を試せなかったんですけどね(汗)

技術力があればお店は繁盛するかと言えばそうではなくて、 お店を繁盛させる為に一番は集客力が大事だったりするんですが、 ここはセラピストの心得がテーマなので、商売の話は置いておいて 何が言いたかったかというと、 最低限の技術は必要だし、技術はあって当たり前という事

それを踏まえ、いつまでも身内で練習してたって1円にもならないし、上達も遅れるので 失礼な話だけど、さっさとデビューしてお客様にお金をもらいながら練習させてもらった方が上達が早いよって事

最初の内は誠意でカバーできるので、誠意をもって一生懸命施術する事 ただいつまでも誠意でカバーしてるようではダメなので、常に技術の向上は必要って事です。

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